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サクラサク

…妻の決心(衣・食・住)

ep.12 田舎の家の玄関から茶室までを片付けてみた

長男の嫁とはいえ住んでいたわけではないので、仕分けるのがなかなか大変である。捨てていいのか置いておくのか…その分別だけでかなり疲れた。他の部屋の片付けを考えると気が遠くなる。

玄関の正面に古い箪笥を置いてみた。

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花瓶のように見えるが、これは徳利だ。昔、囲炉裏の中の灰の所に日本酒を入れたこの徳利を埋めて燗にしたそうだ。どこで作られた陶器か不明だが、おおらかな花が描かれて素敵だ。物置に転がっていたのを洗って置いてみた。こんな大きな徳利で飲む程日本酒が全盛だった頃の話である。

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外に置いてあった壺に剪定した梅の枝を入れてみた。ところでこの壺は何なんだろう?

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囲炉裏に掛けて使っていたと思われる鉄瓶を中庭で発見!玄関に置いてみた。先代は何でも捨てないで持っておく人だが、手入れは興味なかったようだ。

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茶室の入口。玄関に入れるように木の扉が作ってある。板ばりの廊下をみつろうで磨いてみた。

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茶室の外の廊下の天井。釘を使わず木材だけで綺麗に作られている。

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茶室の内部。座卓を退けるのを忘れてしまった。引き出しには掛け軸や茶碗箱が多数あるが…中身が…ない。

夫が小さい頃は夏ここに蚊帳を吊って寝ていたという。普通の部屋として使っていたのだろう。確かに静かだし夏は風が通って涼しい。

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古い小箪笥。釘は使われてないようだ。一枚板で作られているのでとても重い。中には家の資料が一杯。こよりで綴じた本のような書き物が色々入っているが、達筆な毛筆体で理解不能である。湿気が酷いので修復する予定。

 

5代目の功績で、ある方から寄贈された茶室だそうだ。田舎の普通の家なのにここだけ文化の香りがする。昔々ここではよくお茶会をしていたという。村の集いの場所になってたのだろう。テレビがやってきた時は、この部屋において近所の人達が見に来ていたとか。

ー栄枯盛衰である。